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安全にダイビングをする為の注意点とは!?

水中で様々な綺麗な景色や魚たちを見て楽しむことのできるダイビング。

そんなダイビングにおいて、水中で注意しなければいけないことが多数あります!

ダイビングで注意しなければならないことの一つとして、体に起こりうる症状をダイビング障害と言います!

そのダイビング障害には、減圧症や窒素酔い、肺の過膨張障害、スクイズといったものがあります。

この障害には注意をして遊んでいかないといけません。

これらのダイビング障害にならないためにもどんなことに注意をしなければいけないのかをしっかりと理解をした上でダイビングをしていきましょう!

 

ダイビング中に起こりうる障害


ダイバーが浮上する前に集合写真を撮っている様子

 

①肺の過膨張障害とは…

肺の過膨張障害は、ダイビングをする上で最も気をつけるべき症状です。

ダイビングは水深の変化があります。その水深の変化によって、圧力にも変化が起き

その変化で気体である空気が膨張や収縮をしてしまう。このような法則を『ボイルの法則』といいます。

この圧力の変化により、ダイビング中に呼吸(息)を止めたまま浮上をしてしまうことで

肺が過膨張を起こしてしまうんですね!

 

≪原因≫

・息を止めたままの浮上

・早すぎる浮上スピード

以上が肺の過膨張障害になってしまう原因とその理由です。

 

呼吸を止めることによって引き起こされるため、ダイビング中は呼吸を止めていけません。

息を止めたまま浮上をしてしまうと、肺はパンパンに膨れ上がり最悪の場合、肺が破裂してしまいます。

肺が過膨張しないためには、空気に逃げ場を作ってあげることが大切です。

そのためには呼吸をして空気を吸うことも吐くこともできるようにしておかなければいけません!

これは難しいことではなく、対処はとても簡単です!

ダイビング中は常に呼吸を続けるだけで肺の過膨張を防ぐことができますので、意識して行うようにしましょう!

あとは浅い水深ほど、膨張率が高いので気を抜かずに水面上に出るまでは気をつけましょう!

 

②減圧症とは…

ダイビングコンピューターを見ている様子

減圧症(げんあつしょう)とは、身体の組織や体液に溶けていた気体が、環境圧の低下により体内で気化して気泡を発生し、血管を閉塞して発生する障害の事である。

減圧症になる原因は様々ありますが、そのいくつかをご紹介します!

 

≪原因≫

・潜水深度(深すぎる水深でのダイビング)

・潜水時間(長すぎる時間のダイビング)

・浮上速度(浮上の際に早すぎるスピードでの水深変化)

・安全停止の時間と深度(安全な浮上手順を守らない浮上)

・水面休息時間(ダイビングとダイビングの間に必要な休憩をとっていない)

 

以上が減圧症にかかってしまう原因とその理由です。

深すぎる水深で長時間ダイビングを行い、その後浮上速度を守らずに地上へ出てしまうと一発で減圧症にかかってしまいます。

このように減圧症にならないためのダイビング方法や知識、スキルに関してはライセンスを取得するための

学科講習やプール実習、海洋実習でしっかりと学び練習と経験を重ねていくことが大切なんです!!

あとはダイビングコンピューターという潜水時間、安全に潜れる時間、浮上スピードの管理をしてくれる器材を活用して

安全に潜れるようにしていきましょう!

 

≪ダイビングの直後は飛行機には乗れない!?≫

ダイビングツアーで空港に到着した様子

この話は耳にしたことがあるかもしれないですね。

ただし、ダイビングという遊びは海外や沖縄などのリゾート地で楽しむことも多くあります!

ということは飛行機の移動が多くなるんです!

そうなると飛行機に乗っても良い方法を知っておかないといけません!

ダイビングをした直後に飛行機へ乗ってしまうと、減圧症のリスクが高まるためにダイビング後は、すぐに飛行機に乗れません。

減圧症を予防するためには、ダイビング後から18~24時間は空けて搭乗するように旅行の計画を立てましょう!

あとは高所での移動も注意が必要です。標高(300〜400M以上)を超える場所での移動も同じです。

飛行機ほどではないとは言われていますが、体には負担がかかってきます。

日帰りでのダイビングを計画している場合は、車での移動でも標高の高い山などはなるべく避けて帰り道を決めておく方が良いです!

 

③窒素酔いとは…

バディダイビングをしている様子

窒素酔いとは、別名マティーニの法則とも呼ばれているダイビング障害のひとつ。

減圧症とは違い、水中で窒素という気体に酔ってしまうという感覚になります!

これがまさにお酒に酔ったような感覚を水中で引き起こすという。

 

≪原因≫

・潜水深度(深すぎる水深でのダイビング)

・潜水時間(長すぎる時間のダイビング)

・運動量の増加(水中でバタバタ動いてしまう)

・窒素には麻酔作用がある

 

以上が窒素酔いにかかってしまう原因とその理由です。

 

窒素酔いは潜っている水深が深ければ深いほど、かかりやすくなり、症状もひどくなっていきます。

ダイビングで使用する空気の中は主に酸素と窒素です!

その割合は酸素(21%)窒素(79%)と窒素の割合が多くなっています。

水深深い場所で高分圧の窒素を吸い続けることにより、窒素によってしまう。これが窒素酔いです!

窒素酔いの症状としては、まず正確な判断ができなくなったり、方向感覚を失いお酒に酔ってしまった酔っ払いのような症状が現れ、

水中で急に笑い出したり、マスクやレギュレーター(呼吸器)を外してしまったりととても危険です。

窒素酔いには個人差がありますが、予防としては深すぎる場所へは行かないように水深コントロールを徹底すること!

あとは動きすぎないようにダイビング器材の操作を練習して、バディダイビング(二人一組)を徹底することが大切です!

一緒に潜っているバディの様子がおかしいと感じたら、手を取り合いゆっくりと浮上を開始していきましょう!

 

【ダイビングを始めるには】


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