期間が空くとどうなるの!?ブランクダイバーのリスクについて
水中の世界を自由に泳ぎ回り、その景色を楽しむことができるスキューバダイビングですが、
体験ダイビングという形とライセンス(免許)を取得して楽しむ方法があります。
そんなダイビングにはブランクダイバーやペーパーダイバーといった言葉が存在します。
この言葉の意味とは、ダイビングライセンス(免許)は持ってはいるけどある程度の期間を空けて潜っていない方を意味します。
今回のブログはそんなブランクダイバーの事についてご説明させていただきます。
ブランクダイバーとはどんなダイバーなの!?
スキューバーダイビングの世界で『ブランクダイバー』と呼ばれるダイバーとは…
《ライセンスを取得したのに一定の期間ダイビングをしていないダイバーのことを意味します。》
ライセンスのランクも潜れる場所などの制限がありますが、ダイビング歴や経験本数にも左右されます。
一般的にダイビングを始めたての初心者で、約半年程度潜っていない人を『ブランクダイバー』と呼んでいます。
ブランクダイバーにはリスクがたくさんある
前回のダイビングから一定の期間が空いてしまったブランクダイバーの状態で海に行くのは正直言うと危険です。
車の免許を取得して一度も運転をせずに久しぶりに運転すると怖いのと同じなんです。
ダイビング器材のセッティング(安全な器材の組み立て)や水中でのスキルなど忘れてしまっていることも多くあります。
ブランクダイバーの方が起こりうるトラブルをすこしご紹介していきます。
≪ブランクダイバーのトラブルあるある≫
①ダイビング器材のセッティングを忘れている
水中を安全に潜るためには、まず器材のチェックとセッティングが正確にできることが重要です。
呼吸をしていく自分のタンクチェックや空気の漏れがないかなどのダイビング前の器材チェック・セッティングが大切となります。
ダイビングはバディダイビングシステムをとっているので器材チェックは、バディと一緒に行います。
これが正確にできないとバディの安全にも影響してしまいます。
やはり期間が空くと、忘れてしまいますよね。
久しぶりのダイビングの際には、しっかりと復習をしておくようにしましょう!!
②耳抜きが正しくできるのか!?
普通に生活をしているとあまりすることのない耳抜きですが、スキューバダイビングでは必ずすることが耳抜きです。
水深深く潜っていくと耳に違和感や痛みが生じてきます。それに対してタイミング良くスムーズに耳ぬきをする必要があります。
耳抜きができずに潜ると、鼓膜を痛めてしまうこともあるので久しぶりのダイビング時には注意が必要です。
③口呼吸に慣れないことも
普段は基本鼻呼吸な僕たちは水中に入ると制限があります。
ダイビング中は口呼吸となります。以前のダイビングでは問題なく呼吸出来ていても久しぶりにすると息苦しく感じる方もいるかもしれません。
④ちょっとしたトラブル時にパニックになってしまう恐れもある
ダイビング中に起こりうるトラブルは様々あります。
泳いでいるときに水中マスクに水が入ってしまい、水を飲んでしまったり。
咥えている呼吸器が口から外れてしまったりなど。想定外の問題が起きた時に人はパニックになることがあります。
ライセンスを取得する講習では、このようなトラブルへの対処法を必ず学び実践します。
これらが出来ないとライセンスの取得は難しいです。
ですが、これも期間が空いてしまうと忘れてしまったり、とっさの対応ができなかったりします。
そのような事態にならないように、久しぶりのダイビングの前にはマスククリアやレギュレータークリア、リカバリー(呼吸器)などの水中スキルのやり方などを
しっかりと復習して、トラブルの際には落ち着いて対処できるようにしておきましょう。
⑤空気の消費量が多くなりがち
陸上と違って水中とは吸うことができる空気には限りがあるもの。
その限られた空気を無くなってしまわないように管理することが大切です。
空気の消費量は運動量とも比例をするので、バタバタ動きすぎたりすると消費量も増えてしまいます。
久々のダイビングともなると、変に力が入ってしまったり器材の操作がおぼつかないようになってしまい上手くできずに
無駄に空気を消費してしまいます。
そうなると自然と空気をたくさん使ってしまい、思うようにダイビングを楽しめなくなってしまいます。
思う存分楽しむには、器材の操作に慣れて無駄な動きを極力なくすことが大切なのです。
ブランクダイバーにならないために
まずはライセンスを取得したら、定期的に潜りに行くことをオススメします!
初めのうちは練習と経験が必要なので、1月に1回か2か月に1回くらいをオススメはしています。
ただし、日常生活においてはお仕事や学校、趣味などでお忙しいですよね。その理由からなかなかその頻度で継続していくことも難しい。
また、1度期間が空いてしまうと、不安やきっかけがつかめずに再開しづらいこともあるでしょう。
しかし、ダイビングは経験本数を重ねて慣れていかなければ、スキルや知識が身に付きづらいのも事実です。
ですがせっかく取得したライセンスです。
1年中潜ることができるスキューバダイビング。
多くの海で楽しんでいけるようにまず1歩行動を起こしてみましょう。
ブランクダイバーにオススメなコース
ダイビングショップには、一定の期間を空いてしまって不安なダイバーへ向けてのリフレッシュダイビング講習というものがあります。
これはまさしくブランクがあるダイバーが、海に行っても不安がなく潜れるように開催しているコースです。
・海の限定水域でビーチダイビングやプール講習
こういったコースでダイビングの復習をして、ダイビングを再開する前にスキルと知識を再確認していきましょう。
これでトラブルリスクを下げることもできます。
不安をしっかりなくした状態で安全にダイビングを楽しんでいきましょう。
ダイビングショップレーブでは、そんなリフレッシュ講習を開催しております。
定期的に行けないこともあります。そんな時は心配せずにお気軽にお問い合わせください。
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