(ドキッ!)女だらけのシャークスクランブル
以前スタッフで行った“シャークスクランブル”が楽しかったのでファンダイビングツアーを開催!
参加者は、まさかの女子率が高い!!
今日はレーブ横浜店で行ったファンダイビングツアーのスポット「シャークスクランブル」の様子をご紹介します。
シャークスクランブルとは?
サメの餌付けイベントが行われるダイビングスポットとして、タヒチやバハマが有名ですが、実は、日本、具体的には千葉県にもサメの餌付けが行われる場所があります。
それは、千葉県館山市の伊戸シャークスクランブルで、年間を通じて約3,000人ものダイバーが訪れ、非常に人気のあるスポットとなっています。
伊戸でのドチザメの餌付けは2010年に始まりました。当時、伊戸では1日に50~100匹ものドチザメが定置網に入り、小魚を捕食する被害が続いていました。
この問題に悩む漁師たちは、「売れない魚であるドチザメの餌付けを行い、定置網に入らなくなるようにできないか」と考え、地元でダイビングサービスを営む塩田さんに相談しました。これが、伊戸シャークスクランブルの始まりでした。
この餌付けにより、定置網に入るドチザメの数は2週間に1~2匹に大幅に減少し、地元漁師たちにとっても朗報となりました。その結果、世界的にも注目を集め、伊戸シャークスクランブルは知られるようになりました。
今は数百匹以上のサメがいるダイビングスポットです。
アクセス
ダイビングスクール レーブ横浜店から車で1時間30分ほど。
電車でもいけますが、東京駅から高速バスで1本なんで、行きやすく、日帰りで行けますね☆
サメは人を襲わない?
一般的に、多くの人は「サメは怖い」という印象を抱いている方が多いはず。
しかしながら、サメにはさまざまな種類が存在し、伊戸のダイビングスポットで出会える「ドチザメ」は、非常におとなしい種類のサメです。ドチザメは人を襲うことはなく、本来は人を警戒して自らは近づいてこない特性があります。
しかし、驚くべきことに、伊戸シャークスクランブルのドチザメは非常に人懐っこい性格で、まるで早く餌をくれとばかりにダイバーの周りに集まってきます。
さらに驚くべきことに、何百ものサメだけでなく、アカエイ、コブダイ、クエ、ヒゲダイなどが一緒に泳ぎ、まさにスクランブル状態でダイバーを取り囲んでくれます。
潜れるライセンスの種類・水深
伊戸シャークスクランブルは、港からボートで約5分の「沖前根」というポイント周辺にあります。
潮の流れが強くなることがあるためエントリーはロープ潜降、水深が約20mとやや深度があるため1ダイブ30分間が目安になります。
よくある質問
Q.シャークスクランブルに参加できるライセンスの種類は?
A.シャークスクランブルは水深が18メートルを超えるので、中級ライセンスのスポーツダイバー以上は必要です。DEEPなどのSDCはなくても潜る事が出来ます。
Q.何本以上やライセンスに制限がありますか?
A.サメとぶつかってマスクがずれる場合や、水中の流れが速くなる場合もあるので、レーブ横浜では基本は20本以上でアナウンスしております。
楽しみ方
さあ!水中に行ってきます(*´▽`*)
エントリーすると、水中にウジャウジャ。まさにシャークスクランブル!!
サメの餌付け
サメの餌付けでは、ロープを辿って深く潜降すると、砂地に待ち構えるサメたちが現れます。餌付けが始まると、無数のサメがガイドを取り囲み、時にはガイドの姿が見えなくなることも。
どっちいさんぽ
どっちいさんぽとは「ドチザメたちのお散歩」のこと。サメたちのお散歩では、ガイドが中層を泳いで砂地から根の方向に移動すると、サメたちも一斉にそれに続き、サメのお散歩が始まります。
シャークタワー
「シャークタワー」では、餌を持ったガイドが中層から餌を与え始めると、数メートルにも及ぶ見事なシャークタワーが完成します。
なんという光景!
ドチザメパラダイス☆
注意点
ドチザメは故意に人を襲うことはありませんが、餌に夢中になりすぎて誤ってダイバーを噛んでしまう可能性があります。
ドチザメの歯は約2mmほどしかありませんので、通常は重傷には至りませんが、安全を確保するためにはフードとグローブの着用が必須です。
万が一の場合に、水中で冷静にマスクの脱着やレギュレーターのリカバリーができるスキルは必要です。
ベストシーズン
サメの群れは一年中観察することができますが、その他のベストシーズンもいくつかあります。
1月~3月: 透明度が高く、この時期に限定で海鳥のウミウが水面から20mの水底まで潜ってくる特別な光景が楽しめます。サメの群れと海鳥が一緒に見られる風景は他ではなかなか見られません。
6月~8月: クエの求愛シーンが見どころです。非常に近くで観察でき、迫力あるシーンを楽しむことができます。
8月後半から9月前半: 水温が暖かくなり、ウエットスーツでのダイビングが最適なベストシーズンです。
秋~冬: 小魚によるヒラマサやワラサなどの大物がアタックするシーンが見られ、迫力満点のダイビングが楽しめます。
今回は7月に行きましたが、水中はサメも多いが人も多い!
それでも皆さんのテンションは↑↑↑
最終はこんな状態。
人間パラダイスでもあるツアーでした💦
まとめ
今回は伊戸シャークスクランブルのご紹介をしました。
ダイビングスクールレーブ横浜店では、ライセンス取得後のファンダイビングツアーにも力を入れており、随時開催しています!
リクエストも受け付けていますので、行きたい海があったらスタッフまでお知らせください☆
女子も大興奮のサメ好きにはたまらないツアーでした♪